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大人もはしか(麻疹)になるの?大人のはしかの症状を知る。

はしかは、小児期~学童期の子供におこりやすい病気です。
健康で栄養状態の良い子供の場合、はしかはめったに重症にはなりません。
しかし、大人がはしかになったときは、非常に重い症状を起こすことがあります




大人のはしかについて、また、はしかの恐ろしい合併症について、
詳しく説明します!


【なぜはしかは怖い?】

はしかが怖いのは、はしかのウイルスがリンパ球などで主に増殖するため、
その間身体の免疫機能が麻痺し、一時的に免疫不全状態になってしまうからです

そのため、肺炎や脳炎といった、重い合併症を起こすことがあり、
その場合、はしかによって死亡する例も少なくはないのです。
死亡に至らなくても、神経系に重い後遺症が残ることもあります。



【はしかは子供の病気?】

はしか年間発症数は1歳児が最も多く、年間1万5000人以上になります。
一方、15~19歳の患者も年間2000人以上、20歳以上の患者も1500人を超えます。
軽症の人も入れると、実際の成人患者数は、もっと多いと予想されています。

この結果から見て、はしかは子供だけの病気ではないことが分かります。





【はしかの合併症:脳炎】

はしかの治療では、はしかウイルスを直接殺す薬はないため、
熱を下げたり、発疹の痒みを抑えたりする対症療法を行います。

発症から1週間程度で全ての症状が治まることがほとんどですが、
約1000人に1人の割合で脳炎を合併します。
脳炎を引き起こした患者のうち、約15%が死亡すると言われています。

このはしかの重篤な合併症のうち、亜急性硬化性全脳炎という脳炎は、
はしか発症から数カ月~数年後に発症することもあります。
この脳炎が発症すると、脳に重い障害が残ります。




【大人のはしか】

大人でも小児と同じようなはしかの症状がでます。しかし大人のほうが、
症状も合併症もひどくなりやすいのが現状です。

大人では、通常のはしか症状である高熱やひどい咳に加え、
肺炎や肝機能障害を起こして、1週間近くもの入院が必要になることがあります。
妊娠中の女性がはしかになると、早産や流産に至ることもあります。




【なぜ大人がはしかになる?】

子供の頃に、はしかの予防接種を受けたのに、大人になってから
はしかにかかってしまう人がいます。これは予防接種の効果が、
接種後10年程度しか期待できなくなっているからです。

しかしはしかウイルスにさらされた場合、2日以内に予防接種を受ければ、
はしかにかからずに済むこともあります。心配な時は、
早期に予防接種を受けなおすと良いでしょう。


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